2025年4月上旬、韓国で人気の日本旅行土産のひとつ「イブ」に関する意外なトラブルが話題となっている。日本のドラッグストアで購入された鎮痛薬「イブ」が、韓国の空港税関で摘発されるケースが相次ぎ、SNSでも注意を促す投稿が広がっている。
関係機関によると、韓国では4月初めから「イブ」を含む一部の鎮痛薬の持ち込みが禁止されており、その理由は同薬に含まれる特定の成分だという。実は、3月の時点で当局は「海外から違法成分を含む薬品の流入が増えている」として、風邪薬や睡眠薬、ダイエット薬などを含めた規制を強化する方針を示していた。
問題となっているのは、「アプロナール」とも呼ばれる成分。これは眠気を引き起こす作用がある一方で、依存性や血小板減少などの副作用も報告されている。この成分が、国内法で規定されている規制物質に該当するため、持ち込みが違反行為として扱われることになった。
SNSでは、「日本でイブを買ったら、空港で止められて事情説明書を書かされ、その場で処分された」「違反記録が残るので、今後の旅行にも影響するかもしれない」といったリアルな体験談が多く投稿されている。
特に、日本で流通している「イブ」シリーズのうち4種類に問題の成分が含まれているとされており、利用者の不安を呼んでいる。関係当局も「旅行やネット通販で医薬品を購入する際には、成分を必ず確認してほしい」と注意を促している。
この件を受けて、韓国内では様々な反応が見られる。「知らずに買ってしまう人も多いだろう」「何の告知もなく突然没収されるなんて不親切すぎる」「本当に規制すべき薬を見極めてほしい」「日本では普通に売られているのに、なぜ韓国ではダメなのか理解できない」といった声があがっている。
一部では、国内メーカーの影響を指摘する声もあり、「同じような薬を販売している企業が関係機関に働きかけたのでは?」との憶測も飛び交っている。
利用者としては、「どこで何を買うか」にますます注意が必要な時代。海外旅行の際には、たとえ市販薬でも「中身」をしっかり確認することが求められている。
Advertisement
Advertisement



Advertisement
Advertisement






Advertisement
Advertisement











Advertisement




















Advertisement