「軽自動車を買うなら3月が安い!」という話を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?一方で、「4月2日以降に購入すれば税金がかからない」という説もよく聞きます。
では、実際のところ、3月と4月のどちらに買うのが得なのでしょうか?本記事では、軽自動車購入のタイミングについて、税金や値引きの視点からわかりやすく解説します。
普通車と軽自動車で異なる税金の仕組みとは?
まず前提として、自動車税は毎年4月1日時点で車を保有している人に課される仕組みになっています。しかし、ここで注目したいのが「月割り」の考え方。実はこれ、普通車と軽自動車で扱いが異なるのです。
普通車の場合、登録月から月割りで税金がかかります。たとえば7月に購入したなら、その年の8月〜翌年3月分までの税金を支払うことになります。
しかし、軽自動車には月割りの考え方がありません。軽自動車は「4月1日時点で保有しているかどうか」で税金の有無が決まるのです。つまり、4月2日以降に購入すれば、翌年の4月まで税金はかからないというわけです。
【3月購入】決算期の値引きが魅力!でも税金は避けられない
3月に購入する最大のメリットは、なんといっても“決算セール”です。ディーラーにとって3月は1年の締めくくりの月。少しでも販売実績を上げようと、普段よりも大胆な値引きやキャンペーンが実施されることが多く、通常よりも安く購入できる可能性があります。
ただし、3月に購入して4月1日を迎えてしまうと、軽自動車税(年間1万800円)は必ず発生します。また、3月は新生活シーズンとも重なり、購入希望者が増えるため、人気車種の在庫が少なかったり、納車まで時間がかかったりするケースもあります。
【4月購入】税金ゼロの1年!でも値引きはやや控えめ
4月に購入する最大の魅力は、自動車税が1年間発生しないこと。軽自動車の場合、4月2日以降に購入すれば、その年の税金はゼロ。出費を抑えたい人には嬉しいタイミングです。
さらに、進学や転勤といったライフイベントの切り替えタイミングとも重なるため、「新生活と一緒に新しい車を」という流れにもちょうど良いでしょう。
ただし、決算期が終わったばかりなので、3月ほどの値引きは期待しにくくなります。人気車種が売り切れている可能性もあるため、タイミングによっては納車に時間がかかることも考えられます。
結局どっちが得?判断のカギは「値引き額」
では、最終的にどちらが得なのでしょうか?
ズバリ、ポイントは「3月の値引き額が税金(1万800円)を上回るかどうか」です。たとえば、3月の値引きが15万円なら、たとえ税金を支払っても3月に購入したほうが圧倒的にお得です。
逆に、値引きがわずか5,000円程度なら、税金を回避できる4月購入のほうがトータルで安く済みます。
つまり、値引きの大きさを見極めることが、最適な購入タイミングを決めるカギとなるのです。
Advertisement
Advertisement



Advertisement
Advertisement






Advertisement
Advertisement











Advertisement




















Advertisement